仕事に活かせる思考法

上司との面談で大切なこと

ささきーやです。

本日は来期に向けた面談という珍しいものがありました。なかなかない機会なので、今回は私が面談などの際に心がけていることを記載してみようと思います。

①なぜ面談が行われるのかを考える

当たり前のことですが、ここはしっかり考えておきましょう。なんか面談をやるらしいからとりあえず受ける。ではいけません。今まで意味を考えたことがないという方は、この機会によくよく考えてみることをおすすめします。

面談には少なくとも、あなたともう一人が参加します。つまり最低二人分の時間を使用しているのです。その時間は、可能な限り意味のあるものにすべきです。その時間には人件費が発生しています。

では、なぜ面談は行われるのでしょうか。もちろん、「ただすることだけが決まっている」という場合もあるでしょう。

しかし、例えそうだったとしても、話をして得たい情報があるということには変わりありません。むしろ制度として決まっている面談の場合でしたら、基本的に記録簿のようなものを記載するケースが多いです。せっかく時間を使っていることです。その情報は相手に提供する必要があります。

②自分と周囲の環境についての認識を整理しておく

話す内容があらかじめ決まっているのであれば準備はそう難しくありません。しかし、面談というのは話す内容が事前にわからないケースがほとんどではないでしょうか。

「面談、いったい何を話すんでしょうね?」

「わからんなあ……緊張するな」

なんて会話が聞こえてくることもあります。

ここで重要なことは、一つ前に書いたことです。面談では、何かしらの情報収集がなされる、ということです。こちらは、相手が知りたい内容を準備して臨んでおけば、面談時間を有意義なものにすることが可能です。

そのために必要なことが、現在、過去、未来の自分を認識しておく。現在、過去、未来の自分の周囲を認識しておく、ということです。

例えばこんな質問があるとします。

「ささきーや、この一年はコロナで大変だったが、どうだった?」

(どうだったって、どんな抽象的な質問やねん)

などと思ってはいけません。相手は上司なのですから、数字や対応策については当の昔に知っているわけです。ここでこの質問を推し量るとしたら、大変な状況だったがどのようなことを「思ったか」を聞きたいのです。状況に対して、どのような精神的反応があったかを知りたい、ということかもしれません。

どちらにせよ、これは過去を自分自身でしっかりと振り返っておき、簡単でもいいので言語化しておいた方が良いでしょう。なんとなく思いつきで話すと論点がずれてしまうこともあるかもしれません。特に相手が人事権を持っている相手であれば、相手の質問にスムーズに返してあげるほうが覚えもよくなることでしょう。

「最近はどうだ?」とか、「今後についてのキャリアプランについてはどう考えている?」なんて質問でも対応は同じです。今までのこと、今のこと、これからのことを考えていれば相手の聞きたいことは大抵答えることができます。もしくは、考えても答えがでなかったのであれば、それが答えです。考えたのだけど、うまく言葉にならなかったとか、具体的な目標が見えてこない。それをそのまま伝えてみることです。

考えていること自体は評価の対象になるでしょうし、そこまで考えて悩んでいるようなら助言ももらえるかもしれません。(必ずもらえるとは限りません。それは相手によります)

 

以上、たった二つの基本的なことではありますが、とても大事なことですので共有しました。

こうしたことを考えておくと意外と面談も楽しいもので、話が弾むこともあるかもしれません。面談、苦手だなあとか気が向かないなあという気持ちもわかりますが、良い機会なのでチャンスだなと捉える方が得です。

では、本日はこの辺で。またご訪問いただけると嬉しいです。

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