仕事に活かせる思考法

身の回りの不要なモノと向き合う: もっと効率的な暮らしを手に入れるために

当ブログでは、これまで10個の記事を投稿することができました。今後も20、30と続けていく予定ですので、引き続きお付き合いいただけると幸いです。

いよいよ2020年も最終週に突入しました。年内に終わらせたい残りのタスクを順調に進めたいものです。整理整頓もこの時期にぴったりですね。

今回は、モノが存在するコストについて考察していきたいと思います。

職場や自宅に、使わないのに保管しているものはありませんか?それらが必要なものであれば問題ありませんが、使う予定がなくても保管している場合、それは問題です。

例えば、自宅の掃除における無駄を考えてみましょう。

使わないものは部屋の隅にあることが多いです。使わないものが部屋の中央にあることは稀です。

使わないものの形状や大きさによっては、その裏に埃が溜まることがあります。埃がたまっているのを発見すると、掃除をしますよね?その際には、使わないものをどかして埃を取り除き、おそらく元の場所に戻します。

以下のようにまとめることができます。

使わないものがある
使わないものをどかす
使わないものを元の場所に戻す
そして、この2と3の繰り返しによって、無駄な労力が発生します。

単純に見えるかもしれませんが、モノをどかして元の場所に戻すことは面倒です。しかし、「そんなに大変ではない」と感じるため、繰り返し行うことが多いです。これが、時間や精神力の無駄遣いにつながります。

もしも、これが1つだけの問題であれば、そのコストは小さいですが、複数の問題があると、無視できないほどの労力が必要になります。例えば、1日に5分だけ無駄な労力を使ってものを動かすだけであれば、10日で50分、1か月で2時間以上になります。

さらに単純計算を行ってみましょう(単純計算はインパクトを出すために有効です)。

1か月で2時間ということは、1年で約25時間になります。2年で50時間です。

この50時間という数字を考慮したことはありますか?

難易度が高くない資格を取得するために必要な勉強時間はおおよそ50時間程度です。これを私は、「素人から駆け出しレベルへのステップアップ」と考えています。何か新しいことを始める際、最低限のレベルアップに必要な時間は、無駄なものを処分すれば手に入るのです。

これは発想の飛躍だと思われるかもしれませんが、私はそうは思いません。大きな効果を得るためには、細かい積み重ねが重要であると考えています。あなたの身の回りにも不要なものがあるのであれば、それが本当に必要なものなのか、もう一度考えてみてください。

無駄なモノを手放すことで、時間や精神力を節約できるだけでなく、新しいスキルや趣味に時間を投資できるチャンスが得られます。それによって、人生がより充実し、価値あるものになるでしょう。

この機会に、自分の生活を見直し、不要なモノを処分して、より効率的で快適な暮らしを手に入れましょう。そして、節約した時間を使って、新しいスキルや趣味を習得し、自分自身の成長につなげていくことが大切です。

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