仕事に活かせる思考法

何かを学ぶ際の最短ルート その2

今回は前回の続きを書いていきます。前回の内容はこちらからご覧いただけます。

何かを学ぶ際の最短ルート その1この数年間、自分の評価や給料を上げるために、いくつかの資格や検定を取得してきました。10年ほど前には、お客様に英語の学び方を教える仕事を...
要約

①ゴールを設定しよう
②達成期限を決めよう
③ギャップを把握しよう

今回は、ギャップを埋める方法について考察していきます。例として、前回引き続きTOEICを取り上げます。

目標はTOEICスコア600、達成期限は年末までとします。前回のCASECで得られたスコアが400だと仮定します。現在のギャップは200点です。

TOEICスコアを100点上げるのに約200時間の学習が必要だとされています。ただし、個人差があります。200点上げるには約400時間必要としましょう。では、1年間で400時間の学習時間をどうやって確保するか考えていきます。

400時間は24,000分で、12ヶ月で分散させると1ヶ月あたり2,000分です。1ヶ月を30日間として計算すると、1日あたり約67分の学習時間が必要です。

どのようにして1日67分を確保しましょうか?

この段階では、詳細な学習方法よりもまず英語に慣れることが重要です。単語を覚え、英語を何度も聞くことが大切です。書くことは一旦置いておきましょう。

通勤や通学中に英語を聞くことで、1日の学習時間を確保できます。往復で60分程度の移動時間がある場合、67分の学習時間を捻出することが可能です。

これにより、「統計的には」ギャップを埋める方法がわかりました。

次回は、具体的な学習方法について詳しく見ていきます。お楽しみに!

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